〜クリニック経営相談・開業準備相談〜
　　　まえやまだ純商店

成功には大まかに2つのパターンがあると考えています。

ひとつは、「バーン！」と大成功するパターンです。
わかりやすい、目を見張るような、大きな成果を実現する成功です。
例えるなら、メジャーリーガーの大谷翔平選手やアップルの故スティーブ・ジョブス氏です。
不断の努力をして成長角度が急勾配である結果、あっという間に、一気に大成功を手にしてしまう感じを受けます。
世間で語られる成功物語というのはこちらです。

もうひとつの成功パターンは、小さな成果を積み重ねるパターンです。
コツコツと努力し、そうして長い距離を走り切ります。
こちらの成功パターンは、はっきりいって地味です。だから人から憧れられることも少なく、成功物語として語られることは少ないです。

しかし、これはこれで、立派な成功ではないでしょうか。

成果にフォーカスすることは悪くはありません。時間をかけて積み重ねられた小さな成果は、ときに、世間で語られる成功を凌駕します。

当社は後者の『小さな成果を積み重ねるパターン』を成功の定義としております。

では、なぜ当社は『小さな成果を積み重ねるパターン』を成功の定義として捉えているのか。

それは、日本がすでに『成熟社会』だからです。
『成熟社会』とは、経済や社会制度が発展し、必要な物やサービスが満たされている社会を指します。
また、成長がピークに達し、自己実現を目指して生き方が多様化している社会ともいえます。

今後、少子高齢化が加速し、『成熟社会』の色はより濃くなっていくことが予測されます。

そのため、コツコツとやるべきことをやり、世間から注目されることはなくても、着実に稼ぎ続けることが求められます。
特に、医療はなくてはならないサービスであるため、『成熟した手法』ができなければなりません。

そのため当社は、『医療サービスと経営の原理原則』を理解した上で、『長く続けることを目的とした経営』を成功の定義としております。